読後感ニッキ

最近読んだ本の感想など

ネットのバカ

ネットのバカ (新潮新書) 作者: 中川淳一郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/07/13 メディア: 新書 この商品を含むブログ (18件) を見る 過去にも、インターネットを使っている人々の愚かさ加減を指摘して物議を醸した著者の新しい新書。確かに、世の…

原発広告

原発広告 本間龍 亜紀書房 2011年3月11日の大震災と、福島の原発事故が起こる前、日本の新聞やテレビ、雑誌等には原発の意義や安全性を宣伝する広告であふれていた。自己から三年経ったいまでも、それらの広告は姿を消したままで、かつてあれほどまでに身の…

原爆投下とアメリカ人の核認識

原爆投下とアメリカ人の核認識 マイケル ゴーディン 彩流社 拾い読みになってしまったが、最も大事なことは表紙に書かれている通り、核兵器はいつから「特別な兵器」であると認識されたかについて解説されている。現代を生きる私たちには、核兵器はたの通常…

政治的思考

政治的思考 杉田敦 岩波新書1402 具体的な政局や個々の学説を紹介するような本ではなく、政治や、政治的なことについてやや哲学的に、著者が思うことを書いていってある。系統だった説明や、知識を求める読者には物足りないかもしれない。しかし、けっこう興…

若者と労働

若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす 濱口桂一郎 初めは、ちょっと軽いノリの語り口だと思ったが、とても興味深かった。 ジョブ型とメンバーシップ型についてや、一斉採用の歴史等、断片的に知っていたことが改めて整理された感じがする。本書では、…

クラシック音楽の政治学 渡邊裕/増田聡ほか 青弓社

クラシック音楽にどのような意味が見いだされ、どのように日本社会で受容、消費されていったのかについて考察されていた。 旧制高校、大学でのクラシック音楽の地位について書かれているところが面白かった。

疾風怒濤のクラシック案内 宮本文昭 アスキー新書

面白かった。宮本文昭のCD は昔よく聴いた。あまりマニアックにうんちくを書き連ねたような本じゃないのでさらっと読めた。

Androidプログラミング入門

Androidプログラミング入門 清水美樹 工学社 だいぶん昔の本ではあるが、各項目の説明が分かりやすかった。 借りた本で返さなくてはならないのだが、自分で買って読むかと言われると、うーん。。。アプリのプログラミングの環境はすごい速さで進歩している。…

統計学基礎

統計学基礎 日本統計学会編 東京図書 統計検定というのがあることを知らなかった。ページをざっとめくった限りでは、2級はすこし勉強すればどうにか取得できるのではないか? 世の中には数多くの検定試験があるが、本当に実力を示したり権威があったりするよ…

わかる&使えるUNIX基礎講座 シェルスクリプト編

わかる&使えるUNIX基礎講座 シェルスクリプト編 中井獏 技術評論社 すぐ読めた。これ読んだだけじゃ使えるようにはならないけれど、コンパクトだし、さっと全体を把握するにはとてもよかった。

京の水案内

京の水案内 カッパ研究会編 京都新聞出版センター 京都には水にまつわる史蹟や石碑、治水施設などが沢山あることを再確認した。京の都を建設するのに治水がとても重要だったということだろう。 幾つかには行ってみたけれど、けっこうひっそりと存在するもの…

京都盆地の災害地名 

京都盆地の災害地名 網元逸雄 勉誠出版 地名には意味がある。歴史の古い京都ではなおさら。 知ってる地名、昔住んでた地名等を探して楽しみました。 それにしても、こんな本買って読む人がどれだけいるんだろう?自分も、興味深いとは思ったものの、図書館で…

福岡県無名山301山

福岡県無名山301山 滝澤昭正 西日本新聞社 昔買った本だけれど、本棚をあさっていただ出てきたので。 これ、すごく良い本だと思います。福岡県のさほど有名でない山々を次々と登山していき、その詳細な記録をどんな山、ルート、登り口(放置された山は登り口…

これは有害図書だ・・・/ ユリア100式

ユリア100式 [原作]原田重光 [作画]萩尾ノブト 白泉社 なんというか、このおバカさ加減がエロ漫画の醍醐味だよなって思う。 マッドサイエンティストが新たに作り上げたのは、「汎用人型ダッチワイフ」ユリアで、はじめて挿入された一物をインプリンティング…

大学とか高等教育とか

大学とは何か 吉見俊哉 岩波新書 日本の教育格差 橘木俊詔 岩波新書 大学破綻 諸星裕 角川oneテーマ21 大学キャリアセンターのぶっちゃけ話 沢田健太 ソフトバンク新書 教育の職業的意義 本田由紀 ちくま新書 スタンフォード 21世紀を創る大学 ホーン川嶋瑤…

やさしい線の絵にひかれた/海街diary1 蝉時雨のやむ頃

海街diary1 蝉時雨のやむ頃 吉田秋生 flowers comics 小学館 線のやさしい表紙の絵にひかれて購入。 鎌倉を舞台にして、よそとはちょっと違う家族の、いたって日常的な出来事をつづっていく物語だ。物語は、鎌倉に住む幸田幸、佳乃、千佳の三姉妹の訃報から…

眠れる惑星

眠れる惑星 陽気婢 サンデーGXコミックス 小学館 作者はエロ漫画の分野で作品が多いらしいが、この「眠れる惑星」はSFの要素がふんだんに盛り込まれていて、けっこう読み応えがあった。設定を説明しようとすると、「ある日目が覚めたら自分以外の人間がみん…

???!!!/おやすみプンプン 1

おやすみプンプン vol.1 小学館 とある祝賀会に出席した後、終電に乗れなくなり夜の中州で一晩過ごすことに。 一言お祝いの言葉を述べることになっていたし、諸先輩の前ではあまり料理にがっつくこともできず。少し空き気味のおなかの為に、まずは昔のなじみ…

また面白くなってきた/宇宙兄弟 20

宇宙兄弟 vol.20 小山宙哉 講談社 最近ちょっと中だるみしてきたかな〜と残念に思っていたけれど、この巻はとても面白かった。ムッタの成長と、ビンズ、ピコのリッツとの思い出、そして三人で誓った夢を実現しようとしているところが丁寧に描かれていてとて…

働き方いろいろ/WIRED vol.7

WIRED vol.7 未来の会社 これからの「働く」を考える COURRIERがやたらとエリートとかリーダーとか言うようになった気がするのに対して、WIREDのほうが読んでて面白くなってきたところなのは前に書いた通り。 今回の特集は「未来の会社」。普通とはちょっと…

遺体ー震災、津波の果てに

知らされていなかった被災地の状況/遺体 新潮社 この本を読みながら、何度も涙がわき上がってくるのを感じた。2011年3月11日の大震災と、それに伴う津波によって多くの人が犠牲になった。私たちはその津波が町を襲う写真や映像を何度となくテレビやインター…

既視感を感じる異国 / 観光コースでない台湾

観光コースでない台湾 歩いて見る歴史と風土 片倉佳史 著 高文研 全部読み切る前に図書館に返しちゃったけれど、観光案内と銘打っていながら、メジャーな観光地でないところも紹介する面白い本だった。 台湾は新婚旅行で初めて訪れることになった。日本と似…

ゲームが行く新地平線 / WIRED VOL.6

WIRED (ワイアード) VOL.6 コンデナスト・ジャパン 013 EDITOR'S LETTER Hackerspace 3D Printer Safecast Kickstarter Sourcemap 015 START [THE MAKER MOVEMENT] クリス・アンダーソン最新刊 『MAKERS』を一部特別掲載 026 THE MAKERS 032 DREAM IN …

ああいう感じの喫茶店いいね / ひとりぼっちの地球侵略2

ひとりぼっちの地球侵略2 ゲッサン少年サンデーコミックス 小学館 なんとなく絵の感じが好きだからという理由で二巻目も購入。まあ、同じく三時間の列車の旅の退屈しのぎにという感じなんだけれど。 ストーリー自体は前と変わらずあまりメリハリなく進んで…

何となく雑誌の感じが変わってきた気がする/COURRier JAPON vol.101

クーリエ•ジャポン 2013 4月号 講談社 今回からという訳ではなく、最近そんな気がしていたんだけど。 このクーリエという雑誌は、もう数年前から好きで読んでいるんだけど、最近の号はやたらと、「世界のエリートは、リーダーは」とか、「人生で成功する為に…

こういう部屋あったら住んでみたい?(笑) / 愛しのかな

愛しのかな 田中ユタカ 竹書房 昔一冊だけ買った雑誌に、この連載が載っていてその号の話だけ憶えていた。なんとなく気になって改めて一巻から買って読んでみた。 たまたま読んだ号の話には描写がなかったから知らなかったけれど、これエロ漫画のジャンルだ…

脱力系侵略 / ひとりぼっちの地球侵略1

ひとりぼっちの地球侵略1 ゲッサン少年サンデーコミックス 小学館 ゲッサン少年サンデーで連載されている、小川麻衣子の初オリジナル作品。去年夏の帰省時に博多マルゼンにふらふらっと寄ったときに表紙にひかれてなんとなく買って、帰りの新幹線で読んだ。…

ラノベの海から読み取れること / 若者の気分 シャカイ系の想像力

若者の気分 シャカイ系の想像力 中西新太郎 著 岩波書店 1.若者文化の「いま」を知る 若者向けポピュラーフィクションの作り手と受け手 若者にとっての現代とは 分岐する「若者」 2.自省と独断とーライトノベルの世界 ライトノベルの系譜を探る 青春小説及び…

「仕事」からの排除か、解放か?/ COURRiER Jaopn 2013年02号

COURRiER Jaopn 2013年02号 講談社 contents p22 人生を変える「習慣」のレッスン lesson1 一日を有効に使うには? 「体内時計」に耳を澄ませば劇的に生活が変わる lesson2 「悪い習慣」を断ち切る あなたの行動の40%以上は「習慣」が決めている lesson3 ポ…

世界が終わった後の世界 / シップブレイカー

シップブレイカー パオロ・バチガルピ著/田中一江訳 早川書房 ねじまき少女で話題をさらったパオロ・バチガルピの第二の長編SF小説。前作はタイが舞台だったが、シップブレイカーでは近未来のアメリカで物語が進行していく。石油資源が枯渇したのち、温暖…